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以前も書いたような気もしますが、コンクリートの色について。


コンクリートの色は、砂利や砂の色に大きく左右されます。
例えばJURA地区の砂は黄色みが強かったり、地方色が出ます。

さらに、混ぜ物の違いもあります。
日本では、私の知る限り、
構造体部分については混ぜ物は
許可されていないか容易にできないように法規制されているかと思いますが、
スイスではカラーピグメントやホワイトセメントを自由に使えます。
(勿論単価は上がりますが。)

その結果、基本的にとても白いコンクリートが多く、
デザインによっては、茶色や黒のコンクリートも可能ということになります。



建物の現場段階では、
壁があって、その上に来る床がまだできていない、という状況があって、
なんとなくおもちゃの家のような雰囲気がしたりします。
特にこちらの現場でその感じが強いのは、
大抵の場合、柱型がなく、壁構造でできているからなのかな、と思いました。
日本のRC造は、
柱と梁がまずあって、柱と柱の間に壁がある、という考え方が多いと思いますが、
こちらでは、壁と床が基本エレメントであって、
柱は鉛直力を支えるだけのちょっとした補助、或いは短い壁、
梁もスパンが大きい場合の特別な措置(そもそも名前もUnterzugです)
といった考え方のようです。


今日驚いたのは、壁部分の型枠存置期間。
アラワシコンクリートでも、半日で脱型していました。


今日の一枚は、アクロバティックな足場の写真。





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