今の仕事のメインは、動いている現場SGA。
初めての近場の一般的な建築の現場なので、追われてばったばた。
頼むから問題起こさないでー。対処する時間ないです。
今日はチューリヒの建築家の事務所で、GP Sitzung.
話す人の訛りの強さにもよるけれど、結構ドイツ語聞き取れるようになってきたなあ、と嬉しくなる。
勿論、仕事の話をすることは世間話をすることの100倍簡単で、
更に懸命に考えていることを伝えることの10000倍簡単な訳ですが。
今建設中の小さなプロジェクトPCDは、
現場が遠いのと、予算の関係で、もうこちらの担当部分はおしまい。
後は問題が起きた時の対処だけで、出来上がっていく写真を楽しんでいればいい。
かなり元気なお施主さんのようなので、色々変更が今後ないといいのですが。
更に、結構前からやっていた別のプロジェクトO2がとうとう現場入りしそう。
これは派手なプロジェクトなので、お金が合うかどうかなかなか苦労しているみたい。
本音では、SGAで忙殺されているので、ちょっとありがたい。
やるなら真面目にやりたいので。
コンペをやっていたけれど、
タイミング的にちょっと無理があるのでは、ということで別の人に担当替え。
久しぶりに基本設計をやるのも楽しみではあったし、
敷地が家の近くだったので、やる気もあったのだけれど、迷惑かけても仕方ないし。
そこの事務所は、英語で話す人達も多く、積極的に打合せ中にも発言できるからか、
割と信頼されている感じがあってやりやすかったんだけど、
まあ、また別の機会もあるでしょう。
今日電話があって、チームから多分抜けます、と伝えたら、
今までのインプットに感謝してるから、残念だよ、
でも、こないだの打ち合わせで、忙しくて疲れてるのかな、とは思ったんだ、
と言ってもらえた。
なんのかの、人の気持ちを操るのが上手で、
そう言われたら、次があったらまた頑張っちゃおう、と思ってしまうし、
建築家に必要な能力だよな、と転がされながら思ったりするのでした。
と思っていたら、もう一つ別のコンペ。
これは絵を作るだけだから、そんなに時間はかからないけれど、
私にしかできない、とか所長が言ってくれるので(まあ実際できないと思うけど)
忙しいけど、やっぱりちゃんとやろうと思ったり。
ドイツ語には相変わらずハンディがあるけれど、
(少なくとも事務所内では)自分にしかできない強みを持っていると、精神的に楽。
取り敢えず、これは明日までなので、なんとかしなくては。
そんな感じで、忙しい時期が続きます。
年末にはいい気分で帰国できますように。
PR