忍者ブログ

<< 04  2025/05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    06 >>

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

BIMを使ったプロジェクトを担当しているのですが,
諸事情から,今のところ自分ではBIMモデルをいじらないようにしていて,
だから思うのかもしれない事項のメモなど.
(将来BIMを自分で操るようになったら嘲笑うようなことかもしれませんが.)


BIMのいい所は,
ジオメトリを他の設計者と共有しやすいこと.
ジオメトリを変更すると一度に平面と断面が変更されること.
標準的なざっくりとした図面であれば,一度設定をするとそれなりに素早く作り出せること.

BIMのよくない所は,
変更があった場合に,他の設計者に通知する手間を省略しがちになること.
相手にわかりやすく説明する工夫をしなくなること.
データが重たくて操作性が悪いこと.
(現状では)作業できる人間が限られること.


幾何学だけ考えていればいい設計の分野(があるのかはわかりませんが)ならいざ知らず,
構造分野では,BIMモデルをそのまま解析に使うことはまずできません.
というか,構造モデルを想定するところに,人知があるとも言えます.
結局,BIMモデルとは別個に構造解析モデルを作ることになり,
変更は基本的に手作業で反映させることになります.
その為,変更通知が明確でないと,手間が増えてしまいます.


BIMでなければできないような設計,というのができるなら,
面白いかもなあ,と思うのですが,
こういう,データに依存した設計,が一般的になっていくのでしょうか.
手描きの図面からCADに移行した時も,先達は同じようなことを感じたのでしょうか.

まぁ,まずはお友達になるところから,かな.





PR

 Post your Comment
Name
Title
E-mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 calender
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
 track back
 search in this blog
Script:Ninja Blog  Design by: タイムカプセル
忍者ブログ [PR]