必要に迫られて,telc Prüfung を受けました.レベルは必要最低限のB1.落ちると困るので.
試験を受けたい町で試験を行っている語学学校を探して申し込みます.
色々見ましたが,大体試験の1ヶ月前位までに申し込む必要があるようです.
試験費用はスイスだと公的機関だと200フラン(半年に一回くらいしかやっていない),語学学校だと290フラン(毎月か二月に一度やっている).ドイツだと,毎月やっている語学学校で150ユーロ.ドイツに行く電車代はかかりますが,それでもトントンですね.
しかも,結果はドイツに送付してドイツで採点,なので,スイスだと結果が出るまでに2ヶ月くらいかかったりするそうですが,ドイツだと語学学校によっては追加料金65ユーロで2週間で確実に結果が得られます.
今回は確実に結果が間に合うように手元に欲しかったので,ドイツで受験しました.テスト慣れしてないと怖いと思って,一週間前にワークショップをバーゼルで一度受けるなどして感覚を掴みます.これには95フランかかりましたが,確実に一度で通りたかったので.
リスニング75点,リーディング105点,ライティング45点(以上150分.内リスニング30分.),スピーキング75点(15分),計300点です.ワークショップでは,ライティングの手紙を書く,というのは,90分の内いつやってもよいと聞いていて,私は手紙の内容を考えるのに時間がかかり文法は割とすぐ終るのでライティングに時間をかけようと思っていたら,ドイツの語学学校では,ライティングはライティングの時間にやらないとダメ,という方式でした.余裕があれば,同じ語学学校でテストも受けた方がいいですね.因みに,手紙以外はマークシート方式です.
因みに,ちょっと危なかったのは時計.試験中は携帯電話も含め,鉛筆・消しゴム・鉛筆削り・身分証以外は全て,席から離れた場所に置かされます.普段腕時計を使っていない人は要注意.しかも教室の時計は一番後ろの壁(監督員からよく見える場所)にあって,試験中後ろを向かないと見られない仕組みでした.非常用に持っていた腕時計の電池が動いていてよかったです.
正直,流石にB1は通るだろうというのと,ワークショップでの感触がよかったので,準備をほぼせずに行ったのですが,当日はいくつかぼこぼこ間違えました.結果が出るまで少しひやひやしましたが,無事"sehr gut"(270点以上)で通りました!!わーい.
トータルで281.5点.
リスニング 70.0/75
リーディング 100.5/105
ライティング 39.0/45
スピーキング 72.0/75
94%でした.
因みに.結果は試験会場に届くようになっているようです.郵送してもらうためには予め手続きが必要でした.それで2週間ロスしましたが,結果間に合ったのでまあよかったです.
やりなれないことは,思わぬところに落とし穴がありますね.
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