忍者ブログ

<< 04  2025/05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    06 >>

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今年の夏休みは,2週間ほどスペインを旅しました.
前半は高校時代の友人とバルセロナ近辺を,後半は一人でマドリッド近辺を.

バルセロナが,カタルーニャを旅行するのが好きです.
あの空の青.海の雰囲気が漂う街と,そこからくるオープンな人の気質.
現実的な思考.食べ物の美味しさ.

それでも,私が見たかったのは,親和を覚えるのは
カステリヤーノの乾いた赤く,なだらかで,それでいて厳しい,大地なのだなと.
マドリッドは観光地というよりも都会で,仕事をしている人が沢山いました.
どう見てもアジア人の私に,スペイン語で語り掛けてくる人が沢山いました.
多分,マドリッドにいるアジア人は,仕事して住んでいるアジア人だからでしょう.
そういう,単純でない,色々な人たちの集まる街が好きです.

ㇻマンチャの男ことドン・キホーテは,
風車を敵に見立てて,思い込みで,傍から見れば滑稽な戦いを挑みます.
それを周りの人たちは馬鹿にしていても,
やっぱり自分の思う敵に挑んでいくことに共感を覚えるし,
そういう姿を,素敵だな,と思います.



マドリッドでは2度タブラオでフラメンコを観ました.
一度目に行って,あまりに素晴らしかったので,翌日も予約してしまいました.
フラメンコギターが好きで,あの複雑なリズムに魅了されてしまって.
フラメンコは,身体と音楽が本当に一つになっているようです.
足さばきの一つ一つが音楽.
情熱的なようで,それでいてとても自制されている.
というよりも,自制と感情が一つになっている.
感情的になることが,自ずと音楽とリズムになっている.

人の生の素晴らしいあり方.

そして,そういうフラメンコは,
やはりカタルーニャの明るく青い大地よりも,
カステーリャの赤く乾いた大地にこそ映えると思うのです.
(アンダルシアで生まれたものだとは知っていますが.)


PR

 Post your Comment
Name
Title
E-mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 calender
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
 track back
 search in this blog
Script:Ninja Blog  Design by: タイムカプセル
忍者ブログ [PR]