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昨晩,11月13日の金曜日,パリの複数個所にて,爆破及び銃撃事件が起こりました.
一夜明けて,今はまだ正確な情報もわからない状態ですが,
直後に思ったことは忘れてしまったりもしがちなので,備忘録的に現在の所感など.


金曜日の夜,会社に残っていてネットでニュースを見た.

パリには友人もいるためか,やはり彼らの安否が心配になる.
それに,パリにはそこそこ頻繁に行くこともあり,身近な街で,
治安の悪さをより身近に感じる.
現地にいて感じる,恐怖,とはまた少し違うかもしれなくて,
不安,悪い予兆,という言葉がしっくりくる感じ.
それは,1月のシャルリ・エブド事件で既に齎されていたものとも言える.

が,それと同時に,
例えば友人から,生の声を聞いてみたいと思ってしまったり,
随時齎される情報に釘付けになってしまったり,
ある意味で,興奮状態のようになっていたことも否めない.
自分の日常ではない日常が,突然ひっくり返されたように感じて,
安全と信じられている場所から,それを「たのしんで」いるような.

私は911の起きた日のことを思い出していた.
あの時もニュースが入ってきたのは夜で,研究室のテレビで映像を見た.

或いは311の起きた日のことを.
これは知ったのは朝で,さらにより身近だったから,
しばらく色々手につかなかったものだ.
眉間に皺を寄せていなければいけないような自己呪縛.

自分の中にあるこういうことは,品が無いと思う.
が,それから目を背けるのも,怠慢に思う.


この事件は,多分テロだろうけれど,
テロの効果が,その場で人を傷つける以上に,社会に引き起こす恐怖心なのだとしたら,
落ち着いて,けれど目を開いて,今を大事に生きることが,最大の対抗手段だろう.





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