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風邪を引いて,会社を休んだ.
熱が出て下がる時に大量に発汗する自分の身体を感じて,身体はモノだなあと思う.

そう言えば先日,スイスで初めてマッサージに行った.
正直ヨーロッパのマッサージはさわさわと表面だけなぞるイメージがあって,期待していなかったのだが,強くやってくれと言ったら痛い位にマッサージしてくれる人で,結構よかった.自分の身体には,自分では触れない場所がある.自分には背中という部位があったことを思い出す.

身体を大事にするといいことがある,というのは,毎年送られてくる友人Hの言である.


会社を休むと,事務作業が溜まる.出社した日はメール処理で追われる.
なんというか,人間はどんどん機械の為に働いているような気がしてしまう.

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先日,Bielに坂茂事務所設計のSwatch-Omega本社ビルがオープンしました.その内,Omegaミュージアムでは,2階に渡って,Omega及びSwatchに関する展示をしています.

個人的に腕時計はしないし,家にもほぼ時計がないのですが,時を計るということは興味深いです.

時を計る時に,日時計というのは思いつきやすいかと思うのですが,晴れた日中しか使えません.時を計るには,一定速度で動く何か,が必要です.例えば,水時計.水が落ちる速さは水面の高さで異なりますが,それを考慮してメモリを作れば時を計れます.例えば,砂時計.砂が落ちる速度で時を計ります.例えばろうそく時計.ろうそくの燃える速度で時を計ります.蚊取り線香でも時間を計れますね.

機械式時計では,振り子時計がよく見られますよね.振り子の触れる間隔が一定であることを利用して時間を計ります.持ち歩ける時計にするためには,ゼンマイとテンプの発明が必要でした.ゼンマイのバネの伸び縮みのスピードが一定ということを利用し,それがテンプを振幅運動させ,それが歯車に伝わって針を動かします.
現在よく見られるクォーツ時計は,水晶に電気を流した時の微振動が一定であることを利用しているそうです.

目に見えないけれど流れている「時」というものを,可視化する,というのは,とても面白いです.

本当はもっとゆったりとした時間を計っているものもある筈です.例えば木の年輪.例えばものの朽ちる速度.

逆にマイクロ秒まで計れるようになって,せかせかするような世界はいやですね.



前の会社の先輩と話していて,こちらにはあって日本にはない製品の話で盛り上がる.

日本とヨーロッパを比べると,衣食住のうち,日本は衣・食はかなりレベルが高いし,社会の関心も高い.しかし,こと住に関しては,日本は貧しいし,その貧しさにみんな気づいていない.毎日夕飯はサラミとチーズとパン,それが当り前.という話を聞いて,あり得ない,と思う日本人は多いのではないかと思うけれど,それと同じような感覚が,ヨーロッパの標準で日本の住居を見た時にある.

そもそも空間の質に対する拘り,住空間に払われる注意やお金が低い.例えば,建築家に頼むということに対して,でも高いんでしょ?というのが最初にくる感情で,そこで得られる自分のために計画された空間というものに対する関心が低い.そもそも,空間をコーディネートするという感覚が一般的に広まっていない.インテリア雑誌をうっとり眺めても,ついカワイイ雑貨を買って全体の配置を考えずに部屋にばらまいてしまう.或いは,クリーニングの人を雇うことも広まっていない.家の掃除「くらい」自分でやるべきと多くの人が思っている.
まあ,日本人は総じて深夜まで仕事していて家には寝に帰るだけ,なのだったら,そもそも家で過ごさないので興味も湧かないのかもしれない.

でも,そこにはのびしろがあるとも言える.素敵なお部屋に住むということが,手の届く,現実的なことだ,ということが,もっと普通になっていけばいい.

因みに,以上の特徴は,自分にもまったく当て嵌まる.自分はまったき日本人である.

建築を生業とする身としては,建築の性能を上げる余地があるなら挑戦したい.


ランニングシューズのブランドには,NikeだとかAdidasだとかAsicsだとか色々あると思いますが,比較的新しいスイスのブランドにonというブランドがあります.どうも,その底面構造が画期的でクッションのバランスがとてもよいそうです.

自分はあまりスポーツタイプではなく,以前はNikeのセール品を使っていたのですが,8年程使って底が磨り減り,滑って結構ストレスが溜まるようになったので,思い切ってonのcloudを買ってみました.ランニングシューズにしては,180gくらいと随分軽くて,雲の上を走るような,というメッセージも素敵です.onするというイメージで,パソコンのスイッチみたいなロゴもかわいいです.

流石スイス国内のブランドだけあって,インターネットで注文すると1営業日で届きました.
履いてみると,思っていた程ふわふわでもなかったですし,思ったよりごつく見えるのですが(それは甲高の所為で幅が広がって見えてしまうからだと思います),それでも滑らないのは嬉しいです.

早速新しい靴を履いて,ちょっと緊張する打合せに行ったり,その序でに腰の重かった事務作業をこなしたり.新しい靴は新しい運気を運んでくる気がします.

今まで一緒に色々なところに行ってくれたNikeのピンクのランニングシューズに,ありがとうと言ってお別れしました.

必要に迫られて,telc Prüfung を受けました.レベルは必要最低限のB1.落ちると困るので.

試験を受けたい町で試験を行っている語学学校を探して申し込みます.
色々見ましたが,大体試験の1ヶ月前位までに申し込む必要があるようです.
試験費用はスイスだと公的機関だと200フラン(半年に一回くらいしかやっていない),語学学校だと290フラン(毎月か二月に一度やっている).ドイツだと,毎月やっている語学学校で150ユーロ.ドイツに行く電車代はかかりますが,それでもトントンですね.
しかも,結果はドイツに送付してドイツで採点,なので,スイスだと結果が出るまでに2ヶ月くらいかかったりするそうですが,ドイツだと語学学校によっては追加料金65ユーロで2週間で確実に結果が得られます.

今回は確実に結果が間に合うように手元に欲しかったので,ドイツで受験しました.テスト慣れしてないと怖いと思って,一週間前にワークショップをバーゼルで一度受けるなどして感覚を掴みます.これには95フランかかりましたが,確実に一度で通りたかったので.

リスニング75点,リーディング105点,ライティング45点(以上150分.内リスニング30分.),スピーキング75点(15分),計300点です.ワークショップでは,ライティングの手紙を書く,というのは,90分の内いつやってもよいと聞いていて,私は手紙の内容を考えるのに時間がかかり文法は割とすぐ終るのでライティングに時間をかけようと思っていたら,ドイツの語学学校では,ライティングはライティングの時間にやらないとダメ,という方式でした.余裕があれば,同じ語学学校でテストも受けた方がいいですね.因みに,手紙以外はマークシート方式です.

因みに,ちょっと危なかったのは時計.試験中は携帯電話も含め,鉛筆・消しゴム・鉛筆削り・身分証以外は全て,席から離れた場所に置かされます.普段腕時計を使っていない人は要注意.しかも教室の時計は一番後ろの壁(監督員からよく見える場所)にあって,試験中後ろを向かないと見られない仕組みでした.非常用に持っていた腕時計の電池が動いていてよかったです.

正直,流石にB1は通るだろうというのと,ワークショップでの感触がよかったので,準備をほぼせずに行ったのですが,当日はいくつかぼこぼこ間違えました.結果が出るまで少しひやひやしましたが,無事"sehr gut"(270点以上)で通りました!!わーい.

トータルで281.5点.
リスニング 70.0/75
リーディング 100.5/105
ライティング 39.0/45
スピーキング 72.0/75
94%でした.

因みに.結果は試験会場に届くようになっているようです.郵送してもらうためには予め手続きが必要でした.それで2週間ロスしましたが,結果間に合ったのでまあよかったです.
やりなれないことは,思わぬところに落とし穴がありますね.



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