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日本では,RCの階段は通常稲妻筋で配筋するかと思いますが,
スイスでは,真直ぐな鉄筋で配筋し,踏み板部分は無筋コンクリートなのが普通です.
それも最初驚いたのですが,
同僚はさらに,シングル配筋にしてる,と知ってびっくりしました.
自分が勉強した頃には,圧縮ゾーンには配筋しなかったもんだよ,とのこと.

そういうのは人工に比べて材料が高価だった過去の話のように思っていましたが,
その文化が生き続けているのも,ユーロコードを採用しないスイスらしさだなあと.


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前の会社の先輩と話していて,こちらにはあって日本にはない製品の話で盛り上がる.

日本とヨーロッパを比べると,衣食住のうち,日本は衣・食はかなりレベルが高いし,社会の関心も高い.しかし,こと住に関しては,日本は貧しいし,その貧しさにみんな気づいていない.毎日夕飯はサラミとチーズとパン,それが当り前.という話を聞いて,あり得ない,と思う日本人は多いのではないかと思うけれど,それと同じような感覚が,ヨーロッパの標準で日本の住居を見た時にある.

そもそも空間の質に対する拘り,住空間に払われる注意やお金が低い.例えば,建築家に頼むということに対して,でも高いんでしょ?というのが最初にくる感情で,そこで得られる自分のために計画された空間というものに対する関心が低い.そもそも,空間をコーディネートするという感覚が一般的に広まっていない.インテリア雑誌をうっとり眺めても,ついカワイイ雑貨を買って全体の配置を考えずに部屋にばらまいてしまう.或いは,クリーニングの人を雇うことも広まっていない.家の掃除「くらい」自分でやるべきと多くの人が思っている.
まあ,日本人は総じて深夜まで仕事していて家には寝に帰るだけ,なのだったら,そもそも家で過ごさないので興味も湧かないのかもしれない.

でも,そこにはのびしろがあるとも言える.素敵なお部屋に住むということが,手の届く,現実的なことだ,ということが,もっと普通になっていけばいい.

因みに,以上の特徴は,自分にもまったく当て嵌まる.自分はまったき日本人である.

建築を生業とする身としては,建築の性能を上げる余地があるなら挑戦したい.


部下の子が,自分はちゃんと指示したのに,指示を受けた側が実行しなかったのだ,と言いました.部下の子は言葉が不足しがちな子なので,事実関係はわかりませんが,いずれにせよきちんと伝わっていなかったことは事実.次にどうやってそれを回避できるかを考えなければなりません.

それは自分にも言えることです.

同じことは3回言うつもりで,心をこめて,なるべくわかりやすく.

オーステナイト相 austenite, γ-iron
 910-1400℃で安定.
 柔らかく延性あり.強磁性ではない.
 原子間の間隔が大きく,侵入型固溶体をつくりやすい.
 炭素原子が固溶したものを,炭素鋼と呼ぶ.

フェライト相 ferrite, α-iron
 常温及び1440℃以上で安定.
 柔らかく延性あり.
 原子間の間隔が小さく,炭素原子も容易に収容できない.


定期的な打合せのことを Jour-Fix と言います.
wikipediaですと Jour fixe がフランス語由来で正しいとありますが,ここでは Jour Fix と書きます.

現場打合せは朝が早く,私としては少し苦手ですが,そうも言っていられません.
今日は準備をちゃんとして行ったので,結構実りある打合せになったように思います.
って,まだ問題をクリアにしてみただけですけれど.

それにしても,現場は方言がきつくて,やっぱりしんどいです....



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