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同じ本で書くのは二度目ですが.まだ読みさし.

毎回高橋源一郎さんが,学生さんに,テーマを与えて,文章を書いてくるように言っています.
例えば「ラブレター」.
受講している学生さんたちは,各章の間に1週間あり,しかも書いた時に議論する人もいるので,書くと思うのですが,
本を読んでいる人は,まず書かないんだろうな,と思います.
が,何度も著者が言っている通り,
まず書く,それで書けなくなったら考える,考えたらまた書く,そうやっていくものなのだろうなと思います.
それと,自分が過去に書いたものを読み返す,ということも私は普段しないのですが,
ここでは授業で読むことになっていて,それもまた面白い試みだなと.

一応その日の講義を読むたびに,自分でも課題を書いてみようかと妄想してはみるのですが,
実際に書くにはいたっていないので,まだまだだな,と思ったり.

取敢えず,ここに文章をなるべく書くように心がけます.


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最初のソンタグの言葉にもありましたが,
自分以外のもののことを考えること,自分以外のものであるとリアルに想像してみること,
そういうことが大切なのかもしれないと,少し思ってみています.


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先日,久しぶりに,オルセー美術館に行った.

そこには,ゴッホやらドガ,モネ,ルノワール,シスレー,ロダン等があった.

絵のことはよくわからないけれど,
面白かったのは,一緒に行った人の,有名な作品を見ることに意味を見出していた態度だった.
それを見た,ということが大事なのだそうだ.
あそこにはあれがあって,ということを,誰かに話せるということ.
或いは,その画家の物語を知っているということ.

それは,結局,その物語を知ることによって,理解した気分になる,というあり方で,
そうして絵を見るというのが自分とかなり違う態度だったので,新鮮に思えた.


私はオルセーに行くと,それが駅舎だった頃のことを想像する.
まだ旅が今のように広まっていない頃.パリが本当に花のパリだった頃.
遠くから長いこと列車に揺られて,この駅舎に辿りつく.
その壮大さ,華麗さに,あぁこれがパリだ,とみんな思う....

ある意味,別の物語を見出しているだけで,同じことなのかもしれない.



個人的には,絵の面では
モネの色彩が意外にきれいだったのが印象的だった.






個人的に,マイホームドリームはない方である.
ましてや自分で自宅の設計をしたいとも思っていない.

それはそうなんであるが,今回は家のこと.


環境負荷を減らすには,外界と接している表面積を減らすのが効率的である.
つまり,一軒家よりも集合住宅の方が,原則的には有利ということになる.

ここで,一軒家と集合住宅を比較した場合に,失うものは何かを考えてみる.

まずは,窓を開けられる方角の自由度.
一軒家は,いかに隣家が近いとは言え,一応四面に窓をとれる.
が,集合住宅では,ワンフロア,1軒としない限りは,この自由度は達成されない.
つまり,夏に風通しをよくするのは,かなり難しくなるということになる.

防音の問題もあり得る.
お隣さんや上の階の人の騒音が気になる,或いは気を使って暮さねばならない,というのはよくあることだろう.
勿論これは,防音性能を上げることによって回避可能である.

庭が持ちづらい.
多くの人にとっては,せいぜいテラスがいいところ,ということになるだろう.

共用部分の問題.
他人と何かを共有するということは,既に気を使わねばならないということを意味するだろう.



結局,自分ひとり(の家族)だけのもの,というのは,
誰にも何の気兼ねもしなくていい,という意味なんではないだろうか.
マイホームに憧れるというのは,その自由さに憧れる,ということなんだろうと思う.







スイスはヨーロッパではありますが,EUではありません.
建築においても,ヨーロッパ各国(イギリスを含め)はコードを統一する(Eurocode)動きがあるのに対して,
スイスは頑なに独自のコード(SIA)を守っています.

スイスでは,計算書を作ることは義務ではありません.
ドイツでは,計算書を型どおりに作り,別のエンジニア(Proof Engineer)に確認してもらうことが義務となっています.


今やっているのは,スイス国内で作られた建造物を,ドイツの会社に売却することになったため,
ドイツのコードによる計算書を作るという仕事.
正直,既に建ってしまっているものなので,デザインの喜び,のようなものは感じられないのですが,
そもそも,私が今ここで働いている目的の一つは,
ヨーロッパで仕事をできる手順を知りスキルを身につける,ことにあるので,
そういった意味では,正にマッチした仕事とも言えます.

社内のエンジニアは普段計算書を作る習性がありませんし,
DINからEurocodeに変わっている端境期ということもあって,
なかなか助力が得られず,苦しい仕事ですが,
これも自分の武器を磨く一つの手順ということで,頑張ろうと思います.




母から送ってもらった.まだ読みさし.
読むこと自体が目的ではなくて,読んで考えることが目的なのだ,ということに納得がいくようになって,
ゆっくりと大切に読んでいる.

これは大学の講義録.

高橋源一郎さんは好きだ.
文章が好き,というよりも,生き方の真摯さが好きだ.
他の人が何でもなく通り過ぎられるようなことを,自分ができないでいる時,
こういうことで悩んでいてもいいのだ,と思わせてくれる気がするから.

本当にそれが簡単に解決できているならいいけれど,
なんとなく周りに合わせて,解決できているように振舞うのは,やっぱり誠実じゃないだろう.


最初は,スーザン・ソンタグの引用.きれいで強い文章だ.

「人の生き方はその人の心の傾注がいかに形成され,また歪められてきたかの軌跡です.」
「検閲を警戒すること.しかし忘れないことーー社会においても個々人の生活においてももっとも強力で深層にひそむ検閲は,自己検閲です.」
「自分についてはまったく,または,少なくとももてる時間のうち半分は,考えないこと.」
「傾注すること.注意を向ける,それがすべての核心です.」





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