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お大事に,はドイツ語では,Gute Besserung. です.

誰かが病気になって,入院・手術をする,という場合,のお見舞いの仕方について.
当然入院中に相手の都合を見てお見舞いに行く,というのはありだと思いますが,
例えば入院前に何かのお見舞いの品物やカードを渡す時,
Gute Besserung. は一般的には使わず(人によって,ありだという人もなしだという人もいます),
Viel Glueck. が一般的だそうです.
まだ病気じゃないのに,お大事に,はおかしい,という感じなのだそうです.
個人的には,入院すると決まっている時点で,全然健康ではないのでは,と思うのですが....
因みに,入院してしまったら,お大事に,でよいのだそうです.

まあ,悪意なく,お大事に,と言って不愉快な思いをさせるのもなんですので,
特に他意がなければ,幸運を,と言っておけばいいのではと思いますが.



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生活のそこここに習慣的差異は転がっていますが,今回は飲み物のこと.

ペットボトル飲料が日本のように充実しておらず,
手頃な価格のメジャーなものと言うと,水かコーラかエネルギー飲料,に限られます.
とにかく,こちらの人たちはやたらとコーラを飲みます.

お茶もリプトンなどから出ていたりしますが,緑茶でも大抵砂糖やレモンが入っています.
日本人には少々気持ち悪いです.

そして,水.
水を飲む時には,炭酸入りでも,室温がいいと信じられています.

冷たいと身体を冷やすからよくないんだよ,としたり顔で言う人たちが結構いますが,
水くらい,健康の為というよりも,飲みたいから飲めばいいんじゃないか,と私は思います.
ぬるい炭酸水は,少なくとも私にとっては,砂糖入り緑茶並みに気持ち悪い飲み物です.



外国の人に日本のことを話して驚かれることのひとつに,住所の表記があります.

「この場所の通りの名前はなに?」
「えと,日本では通りの名前はないんです.」
「でも,Omotesandouって通りの名前じゃないの?」
「そもそも表参道というのは,神社の前の通りの一般名称でして....」
このあたりで少々面倒になってきたりします.

「じゃあ,どうやって住所を探すの?」
「...ある程度絞ったら,歩いて探します....」

自分が外国人で日本に移住するのだとしたら,
こういう小さな文化的差異で結構つまづいたりするんだろうと思います.
世界標準にした方がいい,という人もいてもおかしくないでしょう.

けれど,これは単なる住所の表記ではありますが,
世界観の違いの顕れかもしれません.
世界が自分から始まって外に広がっていく世界観と,
外側からだんだん狭まってきて自分にたどり着く世界観と.
世界が自分の延長なのではなくて,
自分が世界の一部なのだ,という感じ.


人名のつけ方や,場所の名前に,それぞれ背景があるように,
住所の表し方ひとつにも,少なくとも想像しうる何かがあって,
それが世界に多様に存在しているというのは,
私は寧ろ好ましいことだな,と思っています.



日本では,住まいは夏を旨とすべし,で,
夏の暑い時期をどのように心地よく切り抜けるかが,主要な課題です.
スイスでは逆に,冬の寒い時期をどのように乗り切るかの方が切実です.

例えば,断熱規準に関しても,素人目にも,日本よりも相当厳しい規制がかかっているようです.
新しい建物ですと,コンクリート耐力壁,その外に15-20cm厚の断熱,さらに仕上げのコンクリート20cmとか.
ガラスもダブルガラスが最低標準です.

同僚のスイス人に指摘されるまで気づかなかったのですが,
こちらでは,特別な建物ではない一般的な住宅ですと,引き戸の窓がほとんどありません.
片開きの,部分開けも全開開けもできる窓が,極めて一般的です.

これは,やはりガラスが重たくて,引き戸がうまく機能しないから?

勿論,レンガ造の壁が一般的なので,大きな開口を確保するのが難しく,
その結果片開き窓になってしまう,ということかもしれませんが.


日本ですと,引き戸の窓が多いですが,
やはり障子が基本だったからか,引き戸の窓が多いですし,
或いは,大きな窓で開き戸にすると,内部にその分場所が必要になってしまうので,
スペースの小さな日本の住宅とはマッチしないからかもしれません.




こういう言葉を使うのはなんだか畏れ多いのですが,一応,構造計算者ではない構造家,ということで.


スイスと言えば,アルプス.小さい国の中に,屹立った山が沢山ある国です.
アルプスに行くと,涙ぐましいまでに,厳しい条件のところに美しい橋がかけられています.
そういう文化的背景もあってか,スイスの構造設計技術・技能はかなり高いレベルにあります.
特に,コンクリートに関しては,日本よりもはるかに繊細な検討を行い,
結果として,とても美しいコンクリートが打設されています.

さらに,設計に関する「法律」がなく,
規準も,日本の規準のように,取り敢えずそのとおりにしておけば,一応安全に設計はできる,
という訳でもないので,
構造設計者は,自分の頭でその都度力学に立ち戻って思考することが要求されます.

これを日々繰り返していると,当然力学の素養は磨かれていくことになります.


ただ,難点もあります.
技術的な知識を深めることに注力すると,それだけになってしまいがちだということです.
建築家の言う無理難題を,技術的に実現することについ躍起になってしまい
それ以上の建築的課題には立ち入る余力が残っていない人も結構見かけます.


個人的な志向ですが,
技術は何かのためのものであって欲しいし,
その技術を磨いた結果できるものが同じかそれ以下では,面白くないと思います.
ただ,いつどんなボールが飛んでくるかわからないので,
日々鍛錬を続けておく他はない,ということも一方で事実なので,
バランスよく,という当たり前の結論にしかならない訳ですが.




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